QOLを考えるブログ

生き方は人それぞれです。何を大切に生きるかです。

質の良い生活しませんか?

みなさんは、どのように毎日を過ごしていますか?

 

働いて、働いて、そしてまた働いて。

 

こんな風に時間を過ごしていませんか?

 

そんな皆さんは果たして何のために生きていますか?

 

生きるために生きている。

 

ではないでしょうか?

 

働いても働いてもお金は生活に消えていく。だから生きることしかできない。

 

そうじゃないですか?

 

週末や休みの日は何をしていますか?

 

健康ランドかイオンですか?

 

月曜から金曜まで働いて、土日や休みの日にまで人がたくさんいるところに行って疲れが取れますか?

 

一生懸命働いてお金はたまりましたか?そのお金は何に使いますか?老後のためですか?

 

では、老後、そのお金でどんな暮らしができますか?

 

みなさんは人生に夢や希望を持っていますか?

 

こんなことを聞くと、夢や希望なんて持たなくてもいい。ただ生きていければそれでいい。というペシミスティックな答えが返ってきそうですね。

 

でも、少し考え方を変えてみませんか?

 

私はどういうわけか幼少の頃より、日本人からははみ出した考え方をしていたようで、どうも「働いて、働いて、働いて、そして終わる」という人生に全く納得いきませんでした。

 

大学を卒業したら就職してそこから40年も働いて人生が終わるということにどうも違和感を覚えていましたから、何をやっても長続きしませんでした。

 

かといって働かなければお金がないですから、結局生きていけませんからまた働きます。しかし働くと今度は時間がなくなりますから、好きなことができません。好きなことといっても私の場合は海外旅行だったのですが。

 

しかし海外旅行なんて若い時に覚えるとダメですね。若いころは時間があったから、2か月3か月当たり前で海外を放浪します。大人になってもそれが当然のことと思ってしまうので、お盆や正月の10日前後の休みなんかで世界を回ることは不可能だと思ってしまいます。だから結果的に仕事を辞めてまた海外に出てしまうのでした。

 

そしてお金が無くなると日本で働きます。その間の週末は上に書いたように健康ランドかイオンです。

 

たまの休みはどこにいっても混雑していて、ほかの人たちと同じような行動をとらされている自分は何をやっているのかよくわからなくなりました。

 

会社で働いていたころは、完全に働くために生きていました。

 

でも本来人間は、生きるために働く。

 

が正しいのでは?

 

人の豊かな生活を支えるために仕事がある。決して仕事のために自分があるわけではないと。

 

この考えで行くと、月曜から金曜まで働いて、休みの日も込み合ってるイオンや健康ランドに行くことは全く自由な人生じゃない。だって、月から金まで人と同じことをして、土日まで人と同じことをするんですからね。

 

月から金まで働いて、土日で強制的に稼いだお金を吐き出させられている状態じゃないでしょうか?

 

聞いた話ですが、日本ではイオンですが、アメリカではウォルマートとかコストコでしょうかね。このようなビッグチェーンは大量に物を仕入れますから、販売価格が安い。よって、もともと地元にあった個人経営のショップは販売価格で勝てなくて、潰れていきます。その結果街に個人経営の店が姿を消します。そして職を失った人たちは潰した元凶であるウォルマートやコストコで働きます。

 

結果、お店が全部潰れて大型チェーン店だけが残りますので、休みの日はおのずと大型チェーンに行くしかなくなります。そして結局そこでお金を使います。

 

ウィークデイはウォルマートで働いて、土日はウォルマートでお金を使う。

 

こんなのおかしくないですか?

 

話は変わりますが、私はかつて独立して働いていました。そのときは、周りがみんな会社の社長や病院の院長、どこかの組織の代表と一緒に仕事をしていました。

 

そして私は派遣社員もしていました。そのころはもちろん派遣社員と一緒に働いていました。

 

ここで分かったことがあるんです。

 

どこかの組織の代表者には夢があって、組織をもっと大きくしたがっていました。今でも世間的に言えば金持ちなのに、そのお金をもっともっと増やそうと貪欲でした。そして社長さんは夢をかなえ続けました。

 

一方、派遣社員や派遣された先の会社の社員などは、金持ちになろうなどとは露とも考えず、ただ目の前の仕事をこなすだけで、その給料で何かやってみようなどとは考えてもいないようでした。夢などはなから持っていないのです。

 

そして私は思ったんです。

 

ああ、なるほど。これが「富める者はなお富んで、貧しきものはなお貧しくなる」という格差社会の一因なのだなと。

 

格差社会の原因は、結構、社会構造がどうだとか、ネット社会がどうだとかいろいろ聞くのですが、根本は世間一般に言われている勝ち組と負け組の考え方の違いにあるのかな?などと思ったのです。

 

社長連中はお金儲けの話が好きでしたが、派遣社員はお金の話を嫌いました。そして「人間お金じゃないのよ」と言うのです。

 

私は断然後者の部類の人間ですし、確かに「人間お金ではない」とは思いますが、いかんせん、私一人や派遣社員がそう思ったところで、昨今のテレビやyoutubeのように、「人生で一番大切なのはお金です」と堂々肯定されるような社会では、「人間お金ではない」も虚しく響きます。

 

そこで私からの提案なのですが、今の給料のままで、この負け組に属している人々が勝ち組のような生活をしてみたらどう思うでしょうか?

 

それでも「人間お金ではない」と言うでしょうか?

 

両方とも経験したうえで初めて結論が出るのではないでしょうか?

 

最初から、時給1000円では生きるだけで精いっぱいだとか、金があるやつが偉いとか、金があれば幸せだとか、貧乏は不幸だとか、結論を出すのはとりあえずやってみてからにしましょうか。

 

この給料では。とあきらめるのではなく、この給料でもできる質の良い暮らしに挑戦しましょう。

 

今後このブログでみなさまに優良な情報をお届けしていけたらと思っております。